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天国旅行 :: 2013/11/14(Thu)

三浦しをん「天国旅行」新潮文庫
発売時から「良い話系」だとアオられてて、「良い話(ハートフルとかそんな感じの)好きじゃないんだけどな」と敬遠してたのですが、三浦しをんさんの作品は好きなので漸く手にしてみた。

……ああ……、良い話ですね。
ネットでオリジナル小説発表してる数多の内の一人くらいな……。
現在プロで活躍してる作家の人で、デビュー前にネットで小説発表してた人はその筋じゃ有名、超人気サイトくらいの扱いでしたが、そういう超人気作家さんじゃなくて、地味に人気な感じの人が書いてそうな話。

そう、三浦しをんさんの話はネットで良く見る「こういう萌えシチュを思いついたんで途中までノリノリで書いてたんですけど、オチが上手く思いつかないから未完ですテヘ☆」みたいな……、或いは未完ではないけど強引にハッピーエンドに持ち込んだ感じ(ハッピーエンドにしないと読者の好感度が下がるから)、に似ている。
いや、全部が全部そうではないですが。
と、思ったところに。

「心中」がテーマの短編集。
途中の一作を私は普通に男女間の恋愛だと思って読んでたんですが、解説の角田光代さんは「夫婦かも知れないし夫婦でないかも知れないし異性同士ですらないのかも知れない」と言ってて、読み返してみれば確かに。
「子供が出来ない」のは昔に不妊治療をした末に子供が授からなかった夫婦だと思ってたのですが、主人公と、主人公の語る「きみ」の性別を特定する単語が一言も出て来ない。
それどころか「結ばれた」=「結婚した」とは一言も書かれてない。
凄いなこれ、深読みできる人が読むと面白さ100倍なんだ。
く……私が未熟なばかりにこの本の本当の面白さを見出せてないと言う事だよな……!!
  1. | comment:0
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