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さらば、わが愛 覇王別姫 :: 2014/04/20(Sun)

久々に見た「覇王別姫」。
もう20年も前の、陳凱歌監督の、張國榮主演の映画。
長いし内容がみっちりなので一度見ると疲れ果ててしまう一作。

清朝末期~中華民国~中華人民共和国を舞台にした、京劇役者の愛憎劇。
見る方が当然中国の歴史を知っているという前提になってた。大筋は分かってるけど数年単位での価値観の変遷とか、肌身に染みてる程には記憶になかったのを思い知った。
でもこれ、多分今の中国の若い子達が見たらイミフだと思う。


清朝末期~日本兵による占領~日本兵撤退(日本敗戦)~清から中華民国へ~価値観の転換期!な辺りで、主人公の程衣が「大役を何時までもロートルが独り占めしてるのは老害だ」とばかりに(まだ若いのに)実績もない、政治的勢いに乗った若手に役を奪われるのです。
このシーンが文革だと思ってたのですが、違いました。
文化大革命、文化人排斥運動はこの後で、程衣から大役を奪った若手も文革で排斥の対象となります。

文革はともかく、文革前のそういう、文革につながる、然し誰もその後自分までもが排斥される対象になるとは思っておらず著名人を排除しては得意気にしていた、そういう時代があったとは……。
専門的に勉強してる人はともかく、難しいな現代中国史。
つうか中国好きじゃない人だと「文革」の単語を知らないかもだし、知っていても内容までは知らない人も多いだろうし。
芸術映画という体裁の政治批判映画。
陳凱歌監督は以前から、体制批判とも取れる映画を芸術に昇華して諸外国に評価される→国内で監督の作品を批判し辛い、という戦いを繰り広げてましたが、これも長編芸術劇場と見せての政治批判作。
でもただの政治批判作ではなくて充分鑑賞に堪えうる芸術映画で。
張國榮演じる程衣が美しい……!!
皆エキセントリックでおかしいけど一生懸命、必死に生きてて、登場人物一人一人が個性的で印象深い。
何億人もの中国人の一人一人が、本当はこうして皆必死に生きてるんです、と諸外国へデモンストレーションするかのような。

然し本当に、見る度疲れてしまうので人生に何度も見る事は出来ない感じ。
老年になって時間に余裕が出来たら再度見るかと言うと……年取ったら映画のパワーに負けてしまいそうなのでもう見ないな~という気がする。


台詞は普通語(標準語)。
  1. 映画?
  2. | comment:2
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comment

わたしも最初に観た時、文革ってナニ?みたいな状態だったので、イミフだったことを覚えてます。今見たら感じ方違うでしょうねー…。
機会があればもう一度見てみたい作品です。
  1. 2014/04/24(Thu) 07:57:02 |
  2. URL |
  3. hi #-
  4. [ 編集 ]

hiさん>
とにかく長いし、内容濃いし、しかも今時の映画のように「見る人に状況を懇切丁寧に説明してあげなくちゃね」みたいな親切心が全くなくて、「あ?あれ?」と思ってるうちに状況が変わっちゃってたり、結局微妙に消化不良な感じです……。
今どきの親切なつくりのあれこれに慣れちゃってると、この頭フル稼働させて見ないと画面に追い付かない感じが凄く新鮮でした……!!
でもとにかく見ると物凄く疲れます。
も、もう一度見たい……と、思いつつとにかく一度見ると物凄く消耗するのでリピ出来ませんでした。
時間の余裕のある時にでもじっくり見てください。
  1. 2014/04/24(Thu) 23:59:45 |
  2. URL |
  3. ローゼンカバリー #z.Jczy7U
  4. [ 編集 ]

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