FC2ブログ

雑記BLOG





スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. スポンサー広告

読んだ本記録 :: 2014/08/12(Tue)

長嶋有「祝福」河出文庫
ただの短編集かと思ったら、過去作からのスピンオフ短編集(全編ではない)だそうな。

初長嶋有作品。最初は「この人文芸界的には『賞上げても良いよ』とうるさ型が容認する位には人気+うるさ型が納得するくらいの掴みがあるんだよな」と思いながら読んでたものの、全然、何処の何を評価したら良いものか、掴みどころが全くないと思ってました。
普通は読みながら「これは私的にはアウト(好みでないとか許容できないとか、色々)だ」と思ったら何が気に入らないのか読んでる途中から色々考えるんですが、この本は「う、うーん?この人の本読んだ人達は何かに反応して何らかの感情の動きがあったんだよな??」と、この人の本を評価している人達が何を評価しているのかが全く読めない。読んではいるけど全く感情が動かない。
時々文章の横に傍点が打ってあって強調されてるんですが、何故そこを強調しているのかが全く分からない。
ある短編では、主人公と友人は公園のベンチに腰掛けていて、「主人公は立ち上がった。」と言う文に傍点があるんですが、しばらくすると友人と主人公は地の文で立ち上がった事が描写されてます。
立ち上がったのは主人公の肉体以外の何かなんだと言う意味なんでしょうが、何故そこで??と言う疑問が残る……。

なのに、何だか読み進んでいるうちにじわじわ来る。
じわじわ好きになる。
普通の人達の、何も起きない日常。その何もなさを幸せだと自覚している人がいたりいなかったり。
じわじわ良い話。


土屋賢二「人間は考えても無駄である ツチヤの変客万来」講談社文庫
土屋さんと、親しい友人との対談集。
頭の良い人のブラックジョークは大抵、国や政治sageですが、土屋さんは自分sage自分の友人sageで、sageられた相手もいちいち腹立てずユーモアで返す、非常に頭の良い人達が色々話してる本。
最初の対談相手は元資生堂の研究員。「紫外線対策で日焼け止めを塗りたくる→人間が紫外線に対応して進化してはいかないのか」とか、そういう観点で話が進む。
確かに「人間が進化して日焼けなんてへっちゃらさ、になればAll OK」なのに、とは考えた事無かったな。
  1. | comment:0
<<紙つなげ!彼らが本の紙を造っている | top | 伊能忠敬の日本地図>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。