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紙つなげ!彼らが本の紙を造っている :: 2014/08/15(Fri)

佐々涼子「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場」早川書房
新聞の書評欄・本の紹介雑誌(商業誌や書店等のPR誌)で広く取り上げられてて気になってたものの、全然見かけない。漸く発見したので購入。
6月初版で8月現在もう8刷り。今までは店頭に並べる側から売れちゃって、漸く動きが落ち着いて来たところなんだと思います。

3・11で被災した日本製紙石巻工場は、日本製紙の主力工場で、ここが止まる=即紙不足、と震災当時見聞きした覚えがあります。巨大な紙ロールが津波であちこちに散乱している映像も見ました。
その工場が再稼働するまでを、石巻の人々へのインタビューを元に描いた一冊。
工場の目の前に山があって、当日はほぼ全員その山に逃げて(責任者が津波が来る前に避難誘導させていた)、当日出勤していた人達は全員無事だったとか、山に避難した後「ちょっと私物取りに戻って良いですか」と言われても留まるよう説得したとかも凄いけど、そもそもすぐ避難できる場所に工場を建てた過去の人の慧眼が素晴らしい、と思う。

技術的にどうこうの話より人の話がメインで、震災後半年で「製紙マシンを、まずは一台稼働させる」状態に持って行くまでの話は「皆が頑張ったから出来ました」程度にしか書かれてないのが物足りない感はある。
著者は自分の書いたものを世に出す事には関心があっても、この本で前工程を初めて意識し、取材はしたけれど、本心からは前工程には関心がないんだろうな、という感じだなあ……。
  1. | comment:0
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