FC2ブログ

雑記BLOG





スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. スポンサー広告

新選組始末記 :: 2014/10/07(Tue)

子母澤寛「新撰組始末記」中公文庫
よく「子母澤寛の新撰組3部作」と言われてますが、実際は子母澤氏の新撰組についての多量の著作を編者が抜き出して編集して「3部作」としたものであると、後記で編者が語ってます。
それが何故毎度毎度子母澤氏が自身で「3部作」として書いたかのように扱われているのだろうか。

新選組関係者からの聞き書き+子母澤氏の創作が入り交じり、この本に書いてある事が「歴史」としての100%の真実ではないとは良く言われてますが、後の新撰組関係小説に多大な影響を与えた一冊。
だと思って読むと沖田が全然登場しないのに吃驚する。
現在の沖田人気を思えば子母澤氏が沖田推しだったのだろうと思ってましたが違うみたい。

処で山崎蒸(すすむ)の名が「山崎進」表記と時折混じってるのは当時の人達が気分次第で音だけあってれば何でも良いと適当に筆を取ってたのは承知なのでともかく、「蒸」に「じょう」のルビが振ってある時もあるのは何でなんだろう。
もしかして本人が「本名は「すすむ」だが「すすむ」は「蒸」とも「進」とも書く、「蒸」は「じょう」とも読む」と、「じょう」と名乗ってた事もあったのだろうか。

処で隊員名簿中に清原清という人の名があります。最初は誤植だと思ったんですが、新選組の歴史の中で隊員が増減するので作中で何度も隊員名簿が登場します。清原清さんは誤植じゃなくて本当にそういう名前みたいです。
本名だとしたらくどいな、とは思いますが同じく新撰組隊員「鈴木三樹三郎」の件もあるしな。
姓の「鈴木」の「木」と名前の「三樹三郎」の「樹」が、漢字は違えども被ってるしそもそも名前で「三」が被ってる鈴木三樹三郎。
まあ当時は本人が適当に名乗って押し通せばそれで改名が通った時代だから、本人が面白がって勝手に名乗った名前なのかも知れない。
ちなみにこの清原氏、名簿でしか登場しない、子母澤氏の本の中で本人にまつわるエピソードゼロの人なので、子母澤氏の著作を参考にした後世の新撰組小説では黙殺されてます。
隊員名簿に何度も載ると言う事は、古参メンバーで、あの苛烈な法度に触れる事無く真面目に仕事をこなしてた人だと思われますがエピソードゼロ。
HQで言う処の村人Bだなこの人。逆に凄く気になる。
  1. | comment:0
<<西郷さん | top | 英国王のスピーチ>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。